睡眠中の歯ぎしりについて

歯ぎしりは繰り返す顎の筋活動です。睡眠中にも起こり、重症になると睡眠の分断を引き起こします。睡眠には夢を見ないノンレム睡眠と夢を見るレム睡眠がありますが、レム睡眠中に生じる歯ぎしりはレム睡眠行動異常症の初発症状といわれています。正常なレム睡眠ではどんなに激しい夢を見ても体は動かないように制御されていますが、レム睡眠行動異常症は夢に合わせて体が動いてしまう病気です。診断は睡眠ポリグラフ検査によって行われます。

下記の症状が1つ以上当てはまる

  • 睡眠中に、歯ぎしり音が認められる
  • 夜中に目が覚めた時に歯を食いしばっている

下記の症状が1つ以上当てはまる

  • 歯にヒビが入ったりすり減ったりしている
  • 起床時に舌や頬の粘膜に歯の痕がついている
  • 起床時にあごに疲れや痛みがある
  • 起床時に口が開かないことがある

睡眠関連歯ぎしりの可能性あり

あなたの睡眠は大丈夫?
その歯ぎしり、
もしかしてレム睡眠異常症かも・・・
チェックシートで確認してみよう!

歯ぎしり(睡眠ブラキシズム)チェックシート

歯ぎしり(睡眠ブラキシズム)
診るのは歯科? それとも神経内科?